FUNNYTANGO

ド♪

アニレコが終わって【ネタバレアリナ】

アニメ・マギアレコード無事放送が終わりました。 モキュの各位、お疲れ様でした。よかったぜ・・・

今回は気になった点を適当に怪文章として垂れ流しします。

ネタバレ成分も多々あるため、未プレイの方が見る場合は注意をしてくださいね。

巴マミホーリーマミの存在

最終話で猛威を振るったマミさんの新形態です。 マスケット銃を無尽蔵に撃ち続ける姿はどこかのバビロニアの王を思い出します。

あれはマミさんと「ウワサ」が半融合した状態です。当初はクリスマス衣装かと思われた姿ですが、実はあれには意味があったのです。 ウワサと融合する経緯についてはゲームの方でストーリーがありますので引いて見るといいです。自分は引けませんでした()

神浜聖女のウワサっていうもう半分マミさんやろって感じのヴィジュアルですが、おそらくアレは衣装型のウワサなんじゃないかと思われます。

魔法少女の真実を知ってメンタルが危うい状態のマミさんと融合することで半分ウワサに乗っ取られた状態となり、あんなハイなテンションになったと推測します。 結局あの人は攻める分には容赦なく強いんだけど一旦攻め手が途切れた瞬間、弱くなるんじゃないかなって気がします。 ゲームでも火力は鬼高いけど防御は低めですし。マギア撃ったら防御下がるし。 大人びた見た目ですが、なんだかんだでまだ中学生なんですよね・・・。

美樹さやかの戦い方について

13話で満を持して登場したさやかちゃん。あのマミさんの怒涛の攻撃を文字通り粉骨砕身で防ぐ姿は、本編とは比べ物にならない強さでした。 さやかの固有魔法は「治癒」ですが、アニレコではマミさんの攻撃を防いだ途中にもげた腕(!)を再生するところで使用していました。 本編では痛みを消す目的で使用していましたね。同じ能力でも使い方が全く変わってきているように思えます。

というのも、本編ではマミさんが早々に退場してから魔法少女になっちゃって、 杏子からは変な事(正論による暴論)を言われ、 魔法少女の真実を知って精神的に辛くなって、 追い打ちをかけるように仁美から上条への告白をされ、 ほむらはほむらでまどかの事しか考えてない(誇張あり)かろくに意思疎通もできず・・・。 結局精神が疲弊して魔女になってしまうという、もう間が悪すぎて最悪のルートでした。 ろくに魔法少女としての戦い方もできず、魔法の使い方も独学で余裕もないため、ゴリ押しのような戦い方になってしまったんですよね。

アニレコではマミさんは神浜に行ってしまい、退場をすることなく(事実上の闇落ちはしてしまうが)、 ほむらも眼鏡版のままそれなりに意思疎通をして、 魔法の真実を知ってしまうもののまどか・ほむらと共にそれを共有し受け入れる土壌ができており、 神浜の魔女とかに揉まれて戦い方も本編よりはできており(おそらくマミさんが存命のため訓練もできたと思われる) 比較的余裕が生まれている状態だと推察できます。

本編だとさやかが魔法少女になったときの同業者がまどかを救う事しか考えていない状態のほむらとドライでシビアな価値観の杏子だけでもう正直初心者にとっては最悪のメンツ(当時は)だったため、神浜の愉快な子たちと知り合えたのはでかいんじゃないかなって思います。

問題の上条恭介との恋愛感情はゲーム中では明確な描写はありません。しかし仮に本編同様仁美と取り合いになったとしても、この時のさやかなら失恋しても青春のほろ苦い思い出として乗り越えられるのではないでしょうか。

また、ホーリーマミさんとの戦いでは本編よりはるかに余裕のある状態で参戦できたため、腕こそ取れそうになりますが固有魔法で再生?して持ちこたえるという快挙を成し遂げました。 治癒能力も痛みを消すというヤケクソな使い方ではなく、さらに人を守るという目的のために使っているのが本編で彼女が貫きたかった誰かのために戦うを実践できていたように思えます。

環境って大事だよね(

黒江とはなんだったのか

序盤と最後で登場していた黒江ちゃん。名前も特に明かされない謎の少女でしたが、案の定マギウスの翼に入っていました。(←この文書いた後Pixivの該当項目を見たらそっちでも「案の定」使われててホンマ草です。)

ゲーム未プレイの方にこれはどういうことか解説しますと、黒江はゲームで言う「黒」の具体的にキャラとして落とし込んだ存在だと思います。 黒とは「匿名希望の黒羽根の魔法少女」の事です。バレンタインイベントで登場した名もなき魔法少女です。 ゲームでプレイアブルキャラクターとしてちゃんと実装されました。 ほむら(眼鏡)と出会うことになるのですが、この初対面ですでにマギウスの翼の下っ端として描かれているのです。

紆余曲折あり二人は仲良くなるのですが、黒ちゃんは魔法少女としてはとてもレベルが低いようで、すぐに魔女化してしまいます。描写から考えるとグリーフシードも満足に補給できず魔女に返り討ちにあったのではないでしょうか。 (ゲームでも最低レアリティ☆1で、強化もほとんどできず、最大レベルも40まで。他のキャラクターと大きく差をつけられている。)

このキャラクターは、力の無い・もしくは素質の無い魔法少女の行く末を描いています。また、願いも因果もとるに足らないもの(ゲームでは願いについては明かされていない。黒江の願い事は好きな人と付き合いたいというしょうもないよくあるもの、しかもすでに別れている)でそれが弱さにつながっているのかもしれません。

そんな弱い魔法少女(は想像以上に存在する。ゲームでもうざいほど戦うし)の受け入れ先がマギウスの翼というわけです。 黒江はそんな弱い魔法少女の顛末を描くための舞台装置なのかもしれません。

1期ではほぼ出番はありませんでしたが、マギウスの翼が大々的に登場したので2期で掘り下げがあるかもしれません。 彼女なりの葛藤やらなんやらが描かれるとうれしいですね。(ゲームとか鑑みるとどうあがいても死にそうだけどどうなることやらですね)

原作(アプリ)との差異

おおむねストーリーのベースは同じですが、ゲームでの描写を再編しているようです。 マギウスに加入した魔法少女が思ったより多かったのが違いの一つです。 というかみかづき荘全員とまさかのかえでもってのが驚きですね・・・。

ゲームではフェリシア・さなは洗脳はされておらず加入した「フリ」をしていました。 かえで・鶴乃はおそらく洗脳されているのでマギウスについています。 特に鶴乃については大きな掘り下げがあると思います(既にマミさんと同じくウワサと融合している可能性がある)。かえでちゃんはどうなってしまうのかは未知の世界です。

もう1つはマミさんといろはが地下に落ちていく展開とさやか単体での登場ですね。 ゲームではさやかと一緒にほむら・まどかが現れるのですがアニメでは居ませんでした。 あのタイミングで登場しないとなるとどこで登場するんでしょうか。 ワルプルギスの夜との戦いで現れるかもしれません。

ゲームでもメンバーが分かれてそれぞれの展開がストーリーで行われるのでアニメでもメンバーが分断された状態で進行していくのでしょう。

2期に期待がかかります。