Android開発者のためのSwift入門 を読んだった
- 作者: 中西良明,日高正博
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2015/06/20
- メディア: Kindle版
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6月に購入して一通り読み終わりました。
読みやすく、買ってよかったと思います。
選んだ理由
iOSの入門本については他にもあるのですが、特にこの本は著者の方が techboosterというサイトを運営されている方で、そのサイトは1回は必ず見る事になるレベルのサイトです。その方が書いた本なら安心だなという思いもあり選んだ次第です。
iOSを始める些細なきっかけ
今までAndroid開発をそこそこやっていたのですが、iOSについてはObjective-Cを触った事が皆無であり若干敬遠していました。 Swiftが登場してから、ちょっと手を出したいと思い、その矢先にピンとくるタイトルでの登場だったので購入しました。
読み進めるのが遅く、最後まで行ったのがこの時期になってしまいました。
更に読んでる最中にiOS/XCode/Swiftのバージョンが揃いも揃って上がってしまい、 しかも🍎アップルが書き方も若干変えてくるものだから苦戦しました。
ですがそこは書籍の出版元でその差分をフォローしたコードなどがあるので、事なきを得ました。
また、本ではYahoo! の地図を使っていますが、iOS9では権限周りで若干変化があり、 そこも苦戦しました。
やった事
- Storyboardの操作
- 基本的な書き方
- Yahoo!Mapの使い方
- ストア公開まで
◆雑感
例えるなら自転車をこいだ事が無い人でも補助輪なしで漕げるようになる内容です。
Storyboardの章を読みましたが、UI関連についてはAndroidのほうが簡単な印象があります。
Swiftは便利ですが、IDEのXCodeはAndroidStudioに便利さを一歩譲った感があります。AppCodeがそれを解決してくれそう。
本を読んでいく間にSwiftの色々な書き方を学んでいきます。
OptionalはKotlinの書き方を彷彿とさせるので Java から Swiftに移り、SwiftとKotlinに移行する流れだと引き出しが広がりそう。
ビルドシステムはGradleを抱え込んだAndroidが一歩進んでると思います。 XCodeでGradleを使えるようにするツールがあるんですね・・・。すげーなおい
その他、使いやすいようにエディターのキーバインドをVimライクにする。色も変える(下記リポジトリはsolarizedですがjellybeansもありました)。
XCodeのエディター分割もう少しいい感じにしてほしいと感じました
やってないこと
- UnitTest
- データストアの扱い
この本に書かれていない事は自力で調べる事になりますが、 とりあえずデータについてはSQLiteとNSUserDefaultがあるよって事と、 CoreDataがORMで用意されてるよって事はさわりだけ調べました。
この本読み終わった方は自然とrealmを使う風潮がありそう
この辺は読了してしまえばなんとかなるかと思います。または別の本を探して読む事になると思います。
以上、雑に書きましたが、値段も手頃なので、迷ったらこれがいいってレベルでおすすめできると思います(Androidデペロッパー)。