FUNNYTANGO

ド♪

マギレコについて①

概要

マギレコ。マギアレコードは魔法少女まどか☆マギカのスピンオフソシャゲである。「外伝」が公式名にあるため、本編から外れた作品と考えてほしい。 同じスポンサー・スタッフが共通している事実上兄貴分のFGOに隠れがちなこのゲームだが、個性豊かな魔法少女が織りなす物語は一部の人間を引き付けている。 そのコアな盛り上がりはカルト的人気があるといえる。

ゲーム的にはFGOと結構似ている。もともとFateまどか☆マギカがスタッフに同じ名前があるので必然なのだろうか。しかし細かいところでマギレコとして差別化ははかられている。 これはソシャゲにありがちだけど、ゴリラで殴る戦い方は有力。

リリースが遅れて紹介コミックではやることが無くなりトマトの育成日記と化したのは印象深い。

当時は見滝原の原作キャラの方に目を向けていたものだけど、最近は個性豊かな魔法少女が多数登場し、彼女たちの人間関係が面白くて見ていられる。 マギレコとして何がいいのかを模索しつつなんだかんだで2年続くこのゲーム性は好き。

ストーリー

第一部:原作同様、ワルプルギスの夜と戦うお話をベースとしている。 いろはを中心に神浜の魔法少女との出会いやワルプルギスの夜と巨悪との闘い。

1.5部(Epic of Remnant):そんなものはないが、事実上のそんなイベントはあった。第二部の下地となる導入ストーリー。 (ユメミルサクラ・巣立ちは空を見上げて・深碧の巫・Crimson Resolve等)

第二部:第一部終了後のお話。魔法少女同士の抗争が描かれそう。もはやヤクザの島争いでは?

登場人物

魔法少女が兎に角多い。まあゲームのコアだから仕方ない。原作履修している人からすると、グリーフシード足りないのでは?と思うかもしれないが、「ドッペル」という便利な仕組みが神浜にはあるのでここまで魔法少女が増えられるのである。最も、この仕組みが新たなる争いの火種になるわけだが。

あと、当然魔法少女ものなので男はいない。故に百合の溜まり場ともなっている。仕方ないね。

主要キャラ<みかづき荘>

神浜の主人公チーム。基本属性が揃っていてバランスがいい。 レアリティが低く強化のハードルも低いので、戦力にしやすい。

環いろは

主人公。ピンクキャラであり、神浜の街に揉まれて魔法少女の団長のような存在へ。 性格は優しいけどたまに無慈悲。 推しが弱いキャラだったが、困難を乗り越えるうちに主人公としての風格を見せるようになる。 また、限定衣装(水着や晴れ着)も多い。クリスマスの街中で水着になるなんて日常茶飯事となってしまった。

初期ステータスは低いが最終覚醒まで育成すると蘇生持ちの強力な戦力になる。育て切ればこの子とサポートだけでも雑に戦っていけるポテンシャルの持ち主。

七海やちよ

ヒロイン?なんと大学生。魔法少女の年齢層だいぶ広い・・・。 序盤は原作ほむらを彷彿とさせるクールキャラだったが、ストーリーが進むにつれ優しい面をよく見せる。 実家が下宿屋で地味に行く当てのない魔法少女が神浜にはちらほらいるため、そんな子の拠点にもなってる。 オカン属性も持ち合わせているのである。最終的に結婚して環やちよになる()。

ゲーム的には防御寄りのアタッカー。所謂ブラストゴリラ。攻撃力は低めなので、属性相性がないと意外と火力は出ない。できればコネクトしたい。なお、いろはと組むとコネクトが強くなる。やっぱり”やちいろ”なのよねぇ・・・。

由比鶴乃

元気っ子第一号。高校生。正直年齢と見た目の合わない魔法少女が多すぎる。 元気っ子って書いたが別に馬鹿じゃない。アホに全力でなっちゃうけども。ぶれないキャラだけど実は苦労人でもあり途中で闇落ちする。けど最終的に乗り越えられたのでヨシ! 実家は50点の中華屋。実際どんなものかはわからないが出前は美味しそうである。

オールラウンダーなアタッカー。バランスが良くどんな作戦にも組み込める、最強さんの名に恥じない活躍ぶり。 ちょっと防御に難があるがやられる前にやれば関係ないよね!すんすん!流石に水属性は厳しいけど。

深月フェリシア

元気っ子第二号。中学生(13歳)。こっちは鶴と違って生粋のアホキャラ。より猪突猛進に拍車がかかっている。牛をコンセプトにしているようで衣装にもその辺がちらほら見受けられる。バックグラウンドは思ったり闇が深い。それを自身が自覚してないのが拍車をかける。結果根無し草だったが、最終的にみかづき*1に住むことに。住民票とかどうなるんだろうね。

ゲームではアタッカー。カウンター無効は1部のマギウスの下っ端対策で刺さる。フェリシアちゃんという派生(パロディ?)キャラがいる。口がコワイ。

二葉さな

最後に主人公勢に加入した子。中学生。いろはよりもおとなしいキャラ。なんとネグレクト被害者という驚愕の設定。居場所が無さすぎる兎に角つらい生い立ち。なんやかんやでみかづき荘に住むことになった。よかったね・・・!まじで。いろはに恩義を感じておりちょっと愛が重そうな描写が見受けられる。

ゲームでは盾を持っているので当然防御寄りのサポーター。とにかく攻撃がえぐい。ドッペルは原作勢もびっくりの屈指の闇深案件である。この子もいろはへのコネクトに特殊バフがかかる。(ただしいろは→さなには特にない。どうして・・・)

小さいきゅうべぇ

インキュベータとしての力を失った個体。なんとこいつがプレイヤーである。 特に会話もできないためほとんどストーリーでは絡みがない。 その空気さが逆に個性を引き出している。

いろはとの「ううん、違うよ」のやりとりは屈指の迷シーン。

ボリュームが多いので次回があるかもしれない。

*1:やちよの実家である下宿屋